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お金のこと

「制度が複雑でよくわからない」「保険料が高い」「いざというとき どこに頼ればいい?」
知っておくと、暮らしの安心につながるお金の話をまとめました。

お金の不安は、多くの場合「知らないこと」から生まれます。日本には手厚い公的制度がありますが、申請しなければ受け取れないものがほとんどです。まず知ることが、いちばんの備えです。

🏥 「日本の医療って、実はすごいって知ってた?」
👛 ファイナンシャルプランナーからのひとこと

「医療費が高くて…」と感じている方も多いと思います。でも、日本の医療保険制度は世界的に見てもかなり手厚い仕組みです。まず知っておくと、いざというとき慌てずに済みます。

🇯🇵 日本の医療制度、3つのポイント
ポイント内容
国民皆保険日本に住むすべての人が何らかの健康保険に加入。誰でも原則3割負担で医療が受けられる
標準治療の質「標準治療」とは、最も効果が科学的に証明された治療のこと。「標準=普通」ではなく「最善」という意味
予防・検診市町村が実施する健診・がん検診は、保険で安く受けられるものが多い

日本では最新のがん治療や手術も公的保険で受けられることが多いです。「お金がないから治療できない」という状況は、制度を知ることで防げることがあります。

📋 「民間のがん保険・医療保険、本当に必要?」
👛 ファイナンシャルプランナーからのひとこと

「もしものために」と加入している民間の医療保険やがん保険。でも、実際に給付されるシーンは思っているより少ないことがあります。日本の公的保険がすでに手厚いからこそ、一度立ち止まって考えてみることをおすすめします。

⚠️ よくある誤解と実際のところ
よくある誤解実際のところ
「がんになったら保険がないと払えない」高額療養費制度で1か月の自己負担に上限がある。多くの場合、公的保険でカバーできる
「先進医療には保険が使える」先進医療の件数・対象は限られており、実際に使う確率はとても低い
「入院したら給付金が出る」近年は入院日数が短縮されており、給付条件を満たさないケースも増えている
「保険に入っていれば安心」保険はあくまで「お金の備え」。病気を予防することも、治すことも、保険ではできない
💡 月々の保険料、見直してみませんか?

民間保険の保険料を見直して浮いたお金を、こんなことに使うのがおすすめです。

  • 貯金:公的保険でカバーされない費用を自分で準備する
    入院時には「差額ベッド代」が別途かかることがあります。
部屋のタイプ1泊あたりの目安
大部屋(4床以上)基本は無料(病院が指定した場合を除く)
個室5,000円〜数万円程度

※施設・部屋のグレードによって大きく異なります。事前に病院への確認をおすすめします。

  • 健診・検診:病気を早期発見するための費用にあてる
  • 予防:食事・運動・ストレスケアへの投資
📒 貯金のコツ

まずは「家計の見える化」から始めてみてください。

  1. 家計簿をつける
    収入・支出を書き出すだけでOK。アプリを使うと続けやすいです
  2. 固定費を見直す
    毎月必ず出ていくお金の中に、「払っているけど生活の満足度は変わらない」ものが隠れていることがあります
  3. 削減候補の例
    • 民間の医療保険・がん保険
    • スマートフォンの通信費(格安SIMへの乗り換えなど)
    • 使っていないサブスクリプション
  4. 浮いたお金の使い道
    健診・検診の費用や、緊急時に備えた貯金にまわすのがおすすめです
固定費は「一度見直せば毎月ずっと効果が続く」のが最大のメリットです。

⚠️ 注意
民間保険が必要かどうかは、家族構成・収入・職業によって異なります。「絶対やめるべき」ではなく、「本当に自分に必要か」を一度確認してみてください、という提案です。

🏦 「医療費が高額になってしまった…。どうすればいい?」
👛 ファイナンシャルプランナーからのひとこと

入院や手術でまとまった医療費が発生しても、「高額療養費制度」があります。1か月の自己負担額に上限があり、超えた分は後から戻ってきます。知らないと損している方が多い制度です。

💰 自己負担の上限額(目安)
所得の区分1か月の上限(目安)
一般的な収入(年収約370〜770万円)約8万円
住民税非課税世帯約3.5万円
低所得Ⅰ(年金受給者など)約2.4万円

※収入・年齢によって異なります。詳しくは加入している保険の窓口へ。

💡 申請のポイント

  • 病院の窓口で「限度額適用認定証」を事前に提示すると、支払い時から上限額だけ払えば済む
  • マイナンバーカードを健康保険証として使っている場合、限度額適用認定証の申請手続きが不要になります。病院の窓口でマイナンバーカードを提示するだけで、自動的に上限額が適用されます
  • 事後申請でも3年以内なら払い戻し可能
  • 同じ世帯で複数人が医療費を払った場合、合算できることもある(世帯合算)
📉 「保険料が高くて払えない…。減らすことってできる?」
👛 ファイナンシャルプランナーからのひとこと

国民健康保険料は、収入が減ったときや失業したときに減額・免除できる制度があります。「払えないから放置」は一番もったいないです。まず役所に相談してみてください。

✅ 使えるかもしれない制度
状況使える制度
収入が急に減った(失業・廃業など)保険料の減免・猶予申請ができる場合がある
低所得世帯所得に応じて保険料が2割〜7割軽減される制度がある
払いたいが一括が難しい分割払いの相談ができる
70歳以上後期高齢者医療制度に切り替わり、負担が変わる

💡 相談窓口
奄美市・各町村の市役所・役場の保険年金課へ。「払えません」と言いにくくても、聞くだけでOKです。黙って滞納するより早めの相談が、結果的に一番楽になります。

🕊️ 「家族が亡くなったとき、もらえるお金はある?」
👛 ファイナンシャルプランナーからのひとこと

家族が突然亡くなると、気持ちの整理もできないなかで手続きに追われます。でも、知らないと申請し忘れて受け取れなくなる制度があります。落ち着いたら一度確認してみてください。

📋 主な給付・手続き
制度内容
遺族基礎年金18歳未満の子がいる配偶者などに支給。子どもの人数で金額が変わる
遺族厚生年金会社員・公務員だった方の家族が対象。受給要件あり
死亡一時金国民年金を3年以上納めていたが年金を受け取れなかった場合
葬祭費・埋葬料健康保険から5万円程度支給される(加入保険による)

💡 申請先

  • 年金:最寄りの年金事務所または市役所の年金窓口
  • 葬祭費:加入している健康保険の窓口
  • 期限があるものもあるので、早めの確認をおすすめします
🏨 「お金が心配で、病院に行くのを我慢してしまっている」
👛 ファイナンシャルプランナーからのひとこと

「お金がないから病院に行けない」という状況は、制度を知ることで変わることがあります。我慢して症状が悪化してからでは、かえって費用も体の負担も大きくなります。

✅ 使えるかもしれない制度
制度内容
無料低額診療事業生活困窮者が無料または低額で診療を受けられる制度。実施している医療機関に問い合わせを
生活保護の医療扶助生活保護を受けている方は医療費の自己負担がなくなる
生活困窮者自立支援制度生活保護に至る前の相談窓口。家計の見直しや就労支援もある
社会福祉協議会の貸付緊急小口資金など、一時的な貸付制度がある

保健室でも「どこに相談すればいいかわからない」という入口の相談を受けています。医療ソーシャルワーカー(MSW)につなぐこともできます。

📞 「どこに相談すればいいかわからない」
👛 ファイナンシャルプランナーからのひとこと

お金の悩みは「誰に言えばいいかわからない」「恥ずかしい」と感じる方が多いです。でも、そのために相談窓口があります。一人で抱え込まないでください。

📍 相談窓口一覧
🏛 市役所・役場
保険料・給付の手続き全般
各市町村の保険年金課・福祉課
🤝 社会福祉協議会
生活困窮・貸付・日常的な相談
奄美市社会福祉協議会 など
🏥 医療ソーシャルワーカー(MSW)
入院中・通院中の経済的な不安の相談
病院の相談窓口(地域医療連携室など)
📮 年金事務所
年金・遺族年金の手続き
鹿児島北年金事務所 など
☎️ よりそいホットライン
生活・経済困難の総合相談(24時間・無料)
0120-279-338
もっと詳しく聞きたいときは、保健室へ

制度のことは複雑でわかりにくいですよね。
「自分の場合どうなんだろう?」という疑問も、気軽に相談してください。予約なし・無料です。